週末に世界の株価はどれだけ動く?最大30週末の実測
出典: Hyperliquid公開API / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。
土曜と日曜、証券取引所は閉まっています。それでも月曜の朝、株価は金曜と違う場所から始まります。
閉まっている間にどれだけ動くのか。無期限先物の24時間参考価格で、この「見えない時間」を実測しました。
対象は日経225・S&P500・米テック100・半導体ETF・金・ドル円の6銘柄です。
測り方 — 窓を2つ用意した
統一窓と現物窓
「週末」の区切り方は1つではありません。この記事では2つの窓を使い分けます。
| 窓 | 定義 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 統一窓 | 土曜00:00 JSTの直前1時間足終値 → 月曜08:00 JSTの直前1時間足終値 | 6銘柄を同じ物差しで比べる |
| 現物窓 | 現物市場の引け → 次の寄り(例: 日経225は金曜15:30 JST → 月曜09:00 JST) | 「市場が閉まっている間」を測る |
「直前1時間足終値」は、目標時刻より前に確定した最後の1時間足の終値です。データはHyperliquid無期限先物の1時間足を使いました。期間内の欠損は全銘柄0本です。
6銘柄共通の統一窓と、閉場時間に合わせた現物窓の2本立てです。
銘柄ごとに回数が違う理由
1時間足の取得には遡及の上限があり、収録開始も銘柄ごとに違います。実測できた週末は、日経225が20回、S&P500が23回、米テック100・金・ドル円が30回、半導体ETFが10回です。
取れた期間だけを使い、補間はしていません。なお対象銘柄の商いは期間中に大きく増えており、序盤の週末は薄商いの上の値です。
実測回数は銘柄ごとに10〜30週末です。序盤は薄商いでした。
結果 — 6銘柄の週末(統一窓)
| 銘柄 | N(週末) | 変化(絶対値)の中央値 | ±0.5%超 | ±1%超 | 最大上昇 | 最大下落 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日経225 | 20 | 0.61% | 55.00% | 30.00% | +1.42% | -3.50% |
| S&P500 | 23 | 0.26% | 34.78% | 13.04% | +0.90% | -2.02% |
| 米テック100 | 30 | 0.52% | 50.00% | 23.33% | +1.43% | -3.17% |
| 半導体ETF | 10 | 0.74% | 60.00% | 10.00% | +1.47% | -0.81% |
| 金 | 30 | 0.52% | 50.00% | 33.33% | +3.22% | -3.64% |
| ドル円 | 30 | 0.14% | 10.00% | 3.33% | +0.75% | -1.26% |
最大上昇・最大下落は符号つき変化率の最大と最小です。ドル円の週末は静かで、金は±1%超の割合が6銘柄で最も高い結果でした。
株価指数の3銘柄(日経225・S&P500・米テック100)は、最大下落が同じ週末(2026-06-06)でした。大きく動く週末は、指数をまたいで同時に来ていました。
注意: 米国上場の3銘柄(S&P500・米テック100・半導体ETF)の統一窓は、金曜の米国立会時間の一部を含みます。実例として2026-06-06の週末は、S&P500の統一窓-2.02%に対し現物窓は+0.88%でした。この違いはコラムで整理します。
±1%超の割合は金33%、日経30%、ドル円3%。指数3銘柄の最大下落は同じ週末でした。
日経225 — 「閉まっている間」は半分の週末で±1%超
日経225の現物窓(金曜15:30 JSTの直前1時間足終値→月曜09:00 JSTの直前1時間足終値)の実測です。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| N(週末) | 20 |
| 変化(絶対値)の中央値 | 0.93% |
| ±1%超の週末 | 50.00%(10/20) |
| 最大上昇 | +3.82%(2026-06-13) |
| 最大下落 | -4.37%(2026-06-06) |
現物窓は金曜の日本時間の夕方から夜(欧米市場の立会時間)を含みます。そのため統一窓(0.61%)より大きく出ます。
月曜の寄り付きが金曜の引けから飛ぶとき、その飛びの中身はこの窓のあいだの動きです。
金曜の引けから月曜の寄りまでの変化は、中央値0.93%・半分の週末で±1%超でした。
意外な結果 — 週末は平日1日より動かない
同じ日経225で、平日の24時間(9:00→翌営業日9:00)の変化(絶対値)の中央値は1.37%でした(N=77)。
統一窓の週末(実効56時間)は0.61%です。時間は2倍以上長いのに、変化の中央値は半分以下でした。
「週末はよく動く」というより、「週末も動き続けていて、たまに大きい」が実測に近い表現です。
週末(0.61%)は平日24時間(1.37%)より変化の中央値が小さい結果でした。
週末ごとの一覧(統一窓・変化率%)
行はその週の土曜日付(JST)です。空欄はその銘柄の1時間足がまだ無い週末です。
| 週末(土曜JST) | 日経225 | S&P500 | 米テック100 | 半導体ETF | 金 | ドル円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-31 | -1.65 | -3.64 | +0.63 | |||
| 2026-02-07 | +1.27 | +1.31 | +0.41 | |||
| 2026-02-14 | +0.28 | +0.81 | -0.22 | |||
| 2026-02-21 | +0.57 | +2.00 | -0.23 | |||
| 2026-02-28 | -0.62 | +3.22 | -0.02 | |||
| 2026-03-07 | -1.51 | +0.02 | +0.44 | |||
| 2026-03-14 | -0.06 | -0.38 | +0.08 | |||
| 2026-03-21 | -0.78 | -0.91 | -1.49 | +0.19 | ||
| 2026-03-28 | -1.42 | -1.26 | -0.54 | +0.34 | ||
| 2026-04-04 | -0.20 | -0.10 | -0.49 | +0.06 | ||
| 2026-04-11 | -1.95 | -1.48 | -1.51 | -2.43 | +0.41 | |
| 2026-04-18 | -1.60 | -0.81 | -0.61 | -1.97 | +0.75 | |
| 2026-04-25 | -0.12 | +0.19 | +0.43 | -0.86 | +0.06 | |
| 2026-05-02 | +0.73 | -0.17 | +0.13 | -0.31 | +0.11 | |
| 2026-05-09 | +0.46 | -0.19 | +0.54 | -0.48 | +0.17 | |
| 2026-05-16 | -0.24 | -0.26 | -0.17 | -0.39 | +0.16 | |
| 2026-05-23 | +0.92 | +0.52 | +0.59 | +1.42 | -0.17 | |
| 2026-05-30 | +1.01 | +0.16 | +0.31 | -0.65 | +0.11 | |
| 2026-06-06 | -3.50 | -2.02 | -3.17 | -1.19 | +0.07 | |
| 2026-06-13 | +1.24 | +0.76 | +1.43 | +1.99 | -0.21 | |
| 2026-06-20 | -0.66 | -0.36 | -0.50 | -0.81 | +0.15 | +0.19 |
| 2026-06-27 | +0.36 | +0.24 | +0.23 | -0.37 | -0.38 | +0.03 |
| 2026-07-04 | -0.15 | +0.03 | +0.09 | +0.41 | +0.39 | +0.11 |
| 2026-07-11 | -0.49 | +0.23 | +0.31 | +0.33 | -0.38 | +0.10 |
| 2026-07-18 | +0.58 | -0.27 | +0.33 | +0.83 | -0.09 | +0.08 |
| 2026-07-25 | +1.42 | +0.39 | +0.57 | +0.79 | +0.58 | +0.01 |
| 2026-08-01 | +0.42 | +0.90 | +0.98 | +0.76 | +0.37 | -1.26 |
| 2026-08-08 | -0.03 | -0.06 | +0.43 | +1.47 | +0.03 | +0.01 |
| 2026-08-15 | +0.14 | +0.01 | +0.24 | +0.13 | +0.13 | +0.08 |
| 2026-08-22 | +0.63 | -0.04 | +0.18 | +0.71 | +0.38 | -0.04 |
30週末分の生の値をそのまま載せています。傾向ではなく記録です。
よくある疑問
Q. これは日経平均やS&P500そのものの値動きですか
A. いいえ。Hyperliquid無期限先物の参考値です。指数の公式値や現物市場の株価とは一致しないことがあります。
Q. なぜ銘柄ごとに週末の回数が違うのですか
A. 収録開始日が銘柄ごとに違うためです。さらに1時間足の取得には約208日の遡及上限があります。取れた週末だけを数え、補間はしていません。
Q. 「週末はよく動く」と言えますか
A. この実測では言えません。統一窓の中央値は平日24時間より小さい値でした。ただし±1%を超える週末が日経で30%、金で33%あります。
Q. 今後の週末も同じように動きますか
A. 書きません。この記事は実測期間(最大30週末)の記録であり、将来の値動きの予測ではありません。
まとめ
- 日経225の現物窓(金15:30→月9:00)は中央値0.93%、半分の週末で±1%超でした。
- 6銘柄の統一窓の中央値は0.14%(ドル円)〜0.74%(半導体ETF)でした。
- 週末の統一窓(0.61%)は平日24時間(1.37%)より小さい中央値でした。
- 株価指数3銘柄の最大下落は同じ週末(2026-06-06)でした。
- すべてHyperliquid無期限先物の参考値による、期間の記録です。
計測の詳細: 1時間足(欠損0)、取得=2026-08-25 12:00 UTC終端。統計は独立の再計算と突合して一致を確認しています。米東部時間の夏冬は日付ごとに実測処理しています(期間内は全てEDT)。
週末の動きは24時間タブでそのまま見られます。平日の夜の実測は日経平均は夜どれだけ動くのか、週末の日経の整理は週末の日経平均へ。
本記事は仕組みと実測の説明です。特定の取引を勧めるものではありません。
出典: Hyperliquid公開API / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。