日経平均は夜どれだけ動くのか?夜間18時間の実測
出典: Hyperliquid公開API / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。
東京証券取引所の立会時間は、9時から15時30分までです。1日24時間のうち、日経平均の「公式の時間」は6時間しかありません。
残りの18時間、値段はどうなっているのか。無期限先物の24時間参考価格なら、この問いを数字で測れます。
この記事は2026年4月〜8月の実測です。夜間窓が成立する月〜木起点の77営業日を数えました。
何をどう測ったか
データ源と対象
対象はHyperliquid無期限先物 `xyz:JP225` の1時間足です。2026年8月25日に取得しました。
この価格は日経平均そのものではなく、それを参照する契約の参考値です。実線と点線の描き分けと同じ整理は無期限先物とはにあります。
期間内の1時間足は3,325本で、欠損は0本でした。
測ったのは無期限先物の参考値です。足の欠損は期間中0本でした。
2つの窓
1日を2つの窓に分けました。ラベルは計算とそのまま対応します。
| 窓 | 定義 | 長さ |
|---|---|---|
| 立会窓 | 09:00 JSTの直前1時間足終値 → 15:30 JSTの直前1時間足終値 | 6時間 |
| 夜間窓 | 15:30 JSTの直前1時間足終値 → 翌営業日09:00 JSTの直前1時間足終値 | 18時間 |
「直前1時間足終値」は、目標時刻より前に確定した最後の1時間足の終値です。金曜の夜は週末になるため、夜間窓は月〜木起点の77日だけを数えています。
祝日は除外していません。無期限先物は祝日も動くため、除外規則は「窓のアンカー足があるか」だけにしています。
立会=6時間、夜間=18時間。金曜夜と週末は別の記事で扱います。
結果 — 夜のほうが大きく動いていた
中心の数字
| 項目 | 立会窓(月〜木・N=77) | 夜間窓(N=77) |
|---|---|---|
| 変化(絶対値)の中央値 | 0.68% | 1.06% |
| ±0.5%超の日 | 64.94%(50/77) | 76.62%(59/77) |
| ±1%超の日 | 38.96%(30/77) | 51.95%(40/77) |
| 最大の上昇 | +2.89%(2026-06-11) | +3.83%(2026-07-30夜) |
| 最大の下落 | -3.35%(2026-06-23) | -2.30%(2026-06-10夜) |
夜間の変化(絶対値)が同じ日の立会を上回った日は、77日中45日、58.44%でした。
立会にも大きい日はあります。最大の下落-3.35%は立会側でした。それでも中央値と回数では、夜間が上回っています。
表の「2026-07-30夜」は7月30日の夜間窓の値です。窓は15:30 JSTの直前終値から翌営業日9:00 JSTの直前終値まで。
中央値で立会0.68%、夜間1.06%。夜間が上回った日は58.44%でした。
ただし、夜は3倍長い
夜間窓は18時間で、立会窓6時間の3倍の長さがあります。長い窓ほど変化は積み上がりやすくなります。
だからこの結果は「夜が激しい」ではありません。「夜が長く、その間も値段が動き続けている」と読むのが正確です。
窓の長さが3倍違うことを踏まえて読んでください。
1日の値幅の83%は夜にできていた
もう一つの測り方は値幅(レンジ)です。24時間の高値と安値の幅のうち、夜間の足だけで作られた幅が占める割合を出しました。
計算式は「(夜間足の高値−安値)÷(24時間足の高値−安値)×100」です。この割合の中央値は83.28%、平均は80.41%でした。
1日の高値・安値の幅で見ると、その大部分は東証が閉まっている間にできていた、ということです。
1日の値幅のうち夜間形成分は中央値83.28%でした。
夜間の変化が大きかった日
実測77日から、夜間の変化(絶対値)の上位5日です。
| 日付(起点・JST) | 曜日 | 夜間の変化率 | 同じ日の立会の変化率 |
|---|---|---|---|
| 2026-07-30 | 木 | +3.83% | +0.63% |
| 2026-06-11 | 木 | +3.77% | +2.89% |
| 2026-06-24 | 水 | +2.67% | -0.25% |
| 2026-05-05 | 火 | +2.54% | +0.41% |
| 2026-08-04 | 火 | +2.47% | -0.32% |
立会がほぼ動かなかった日でも、夜に2%を超えた例が複数あります。逆方向の組み合わせ(立会が動いて夜が静か)もあります。
立会が静かな日でも、夜に2%超が動いた例が複数ありました。
月別の内訳と、読むときの注意
| 月 | 対象日数(月〜木) | 立会の中央値 | 夜間の中央値 | 夜間レンジ比率の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-04 | 12 | 0.69% | 0.72% | 87.92% |
| 2026-05 | 16 | 0.96% | 1.10% | 83.68% |
| 2026-06 | 18 | 0.64% | 1.41% | 82.21% |
| 2026-07 | 18 | 0.73% | 1.28% | 69.51% |
| 2026-08 | 13 | 0.39% | 1.14% | 76.97% |
注意が2つあります。第一に、この銘柄の商いは期間中に大きく増えました。立会窓の約定件数の中央値は、4月の97件から8月の839.5件まで変わっています。
第二に、期間は約4か月半しかありません。これは「傾向」ではなく、「この期間の実測はこうだった」という記録です。
序盤は薄商いで、期間も短い。傾向ではなく期間の記録として読んでください。
よくある疑問
Q. これは日経平均そのものの値動きですか
A. いいえ。Hyperliquid無期限先物 `xyz:JP225` の参考値です。日経平均の公式値とは一致しないことがあります。
Q. 祝日や休場日は除外していますか
A. していません。除外規則は「窓のアンカー足があるか」だけです。除外は期間の初日と最終日の2日でした。
Q. なぜ期間が4か月半しかないのですか
A. 取得元の1時間足に遡及の上限があるためです。この銘柄の収録開始は2026年4月9日でした。取れた期間だけを使い、補間はしていません。
Q. 今後も夜のほうが動きますか
A. 書きません。この記事は実測期間の記録であり、将来の値動きの予測ではありません。
まとめ
- 月〜木77日の実測で、変化(絶対値)の中央値は立会0.68%、夜間1.06%でした。
- 夜間が立会を上回った日は58.44%でした。
- 1日の値幅のうち夜間形成分は中央値83.28%でした。
- 夜間窓は立会窓の3倍の長さがあります。長さの差を含んだ数字です。
- すべてHyperliquid無期限先物の参考値による、2026年4月〜8月の記録です。
計測の詳細: 対象=`xyz:JP225` 1時間足3,325本(欠損0)。取得=2026-08-25 12:00 UTC終端。統計は独立の再計算と突合して一致を確認しています。
夜間の動きは24時間タブと日経225の銘柄ページでそのまま見られます。週末の実測は週末に世界の株価はどれだけ動くのかへ。
本記事は仕組みと実測の説明です。特定の取引を勧めるものではありません。
出典: Hyperliquid公開API / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。